富士登山への道(その9) 富士山前編(馬返し~1合目~6合目)  [登山]

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6/10(土)は山梨県の富士吉田口の馬返しから富士山6合目まで登ってきました。

7月には富士山山頂まで登る予定。
5合目から山頂までは中学生の頃に父親と一緒に登っています。

しかし、1合目から5合目までは自力で登った事がありません。
ここで5合目まで登っておけば、次に5合目から登れば富士山完全踏破が可能。

5合目の標高も2,300m程。
2,000m級の山を比較的楽に登れます。
練習登山にはうってつけ。

という訳で富士山へ。

1合目の前に馬返しという場所が。
ここから先は道が険しく馬を引くことが出来ず、馬を返した事から馬返しとの名前が付きました。

1964年に富士スバルラインが開通するまでは、ここから多くの登山者が登っていったようです。

ここには無料の駐車場があるので、今回はここに車を止めて5合目まで行ってピストンで帰ってくる予定。
結果的には6合目まで登りましたが。

朝起きると天気は晴れ。
絶好の登山日和。

カーナビで富士山の馬返しを検索しても出て来ず、馬返し手前の中ノ茶屋を指定。

中央高速で山梨県へ向かいます。
途中、八王子I.C.から小仏トンネルの手前まで軽く渋滞。
トンネルから先は順調に流れました。

大月JCTから河口湖方面へ。

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7時過ぎに谷村(やむら)PAで休憩。

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朝食にうどんを頂きました。
旨し!!

河口湖ICで高速を下り一般道を走行。
途中のコンビニで軽食を購入。

カーナビの目的地の中ノ茶屋に到着。
まだ早い時間なので茶屋は営業していませんでした。

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狭い道路を進み馬返しを目指します。

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8:05 馬返しに到着。
既に十数台の車が止まっています。
まだ若干空いています。

仮設トイレもありました。
着くとセミのような虫の鳴き声が大きく聞こえます。
家の近所ではまだセミは鳴いていませんがセミでしょうか?

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馬返し~富士山駅(富士急行線)間は富士急ハイヤーのバスが運行されているようです。
4月第2土曜日~11/3の土休日のみ運行。
夏休み期間中は毎日運行。

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8:14 準備をして馬返しを出発。
富士山山頂まで10.6km。
515分。

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そんなに険しくないです。

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道端には案内板も。
馬返しの説明が。

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8:19 禊所。
ここから先は富士山の聖域とされており、道者(信仰のために登山をする人々)はここでお祓いを受け身を清めて山頂へ向かったようです。

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8:29 1合目(標高1,520m)
鈴原天照大神社

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ゆるやかな山道を登ります。

登山客は少ないですが、トレイルランナーが多数登り降りしています。

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9:02 2合目(標高1,700m)
富士御室浅間神社。

建物はボロボロで立入禁止に。
ここでちょっと休憩。

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少しづつ先に進み富士山山頂まで8.7km。

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9:26 3合目(標高1,840m)
三軒茶屋。
江戸時代から茶屋(山小屋)が2軒あったが三軒茶屋と呼ばれていたそうです。

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遠くに河口湖が見えます。

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茶屋跡はボロボロ。

3合目をしばらく登ると、道の端っこで座り込んでいる1人の男性が。
下山して来たトレイルランナーがどうやら足を滑らせて怪我をしたようです。

男性は足を固定する為に自分が使っていたトレッキングポールを貸して欲しいとお願いしてきました。
命に別状は無いようでポールを貸してあげれば自力で下山出来そうなのでポールを貸してあげました。

貸したポールは馬返しに止めている車の下に置いてもうらように頼みました。

男性を後に登山を開始すると、複数のトレイランナーが下山していったので手助けしてくれるでしょう。

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9:53 4合目
大黒小屋跡。

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河口湖のアップ。

この辺りまで登ってくると虫の声はせず、鳥の声が大きくなります。

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10:05 4合5勺 旧井上小屋

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小屋横にある御座石。
神の依りつく石。

画像の中心辺りには日本橋と文字が刻まれています。

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木々の下をゆっくりと登山。
ゆるやかな登りで汗もそんなにかきません。

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富士山山頂まで6.4km。
馬返しからここまで4.2km来ました。

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舗装された道路に出ました。
風が強く吹き付けます。

ここからちょっとだけ舗装された道路を進みます。

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山頂も見えて来ました。

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ここから先は車の乗り入れは禁止。

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10:44 5合目(標高2,305m)
道路脇にポツリと立っています。

2時間半程で登って来ました。
まだまだ時間的にも体力的にも余裕があるので上を目指します。

舗装された道路から脇の登山道へ。

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5合目の佐藤小屋。
ここの山小屋は営業していました。

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5合目から山頂まで冬季閉鎖中の看板。

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山頂方面も天気が良さそう。

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5合目まで来ると景色も開けます。
ここでちょっと休憩。

時間も11時頃とまだ早いのと体力的にも余裕がるのでもうちょっと上を目指してみます。

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5合目から登る登山道はロープで閉鎖されています。
しかし、横から登って行く人も。

ちょっと上まで登ってみます。

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ここにも看板が。
でも全体的に閉鎖していないので横から通れます。

ここからちょっと登りがキツクなってきます。

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11:05 六角堂に着きました。
更に上を目指します。

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だんだんと樹木も少なくなってきます。

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山頂も良く見えてきました。

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岩もゴツゴツ。

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下の景色も良く見えます。
綺麗な景色。

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上の方は雪もまだ残っています。

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ズームで狙うと山小屋が。
7合目辺りでしょうか。

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11:26 6合目 富士山安全指導センター6合目派出所。
登山期間中では無いので閉鎖されています。

何やら工事中で、工事関係者の方が数名作業をしていました。

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風がとても強くて吹き飛ばされそうな感じ。
砂埃もガンガン飛んできます。
天気も良くて日差しも強い。

外人さんのカップルがどんどん登って行って、あっという間に見えなくなってしまいました。

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11:34 6合目上の山小屋まできました。
標高は2,500m位。

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下に白い屋根の富士山安全指導センターが見えます。

体力的にもここまでが限界のようで、ここで下山開始。

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12:00 6合目の里見平 星観荘のテーブルで昼食。
ここはまだ営業していませんでした。

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パン2個の昼食。

本当なら富士スバルラインの5合目に出て、そこのレストランで昼食をとも考えていましたが、ここからスバルラインの5合目までかなりの距離があり遠くに見えます。
なのでスバルラインの5合目行きは断念。

昼食も非常食として買っていたパンで軽め。
午後の紅茶のレモンティーが凄く甘く感じます。
登山中はなんだか甘味が強く感じられます。

じっと食事をしていると風がちょっと寒い感じ。
薄手のジャンパーを羽織ります。
下山するまでずっと着ていました。

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食後は5合目の佐藤小屋でもちょっと休憩。
トイレも有料ですがあります。

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気温は16℃位。

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佐藤小屋にはテント場もあります。
この日はテントが1張 張ってありました。

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金剛棒も購入。
焼印入りです。

登山途中にトレッキングポールを貸してあげたので下山時用に。
やはりトレッキングポールの方が全然使い易いです。

登ってきた道をひたすら下ります。
すれ違って登って来る人はトレイルランナーや年配の方、外国人の方など多彩。

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ゆるやかな下り。
下りていくとまた虫の声が激しく聞こえてきます。

道端にはヘビもいました。

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14:10 馬返しに到着。

車の下には貸してあげたトレッキングポールもちゃんと置かれていました。
車の中で着替えを済ませ、どこにも寄らずにまっすぐ帰宅。

まだ早い時間だったので高速も渋滞せずスンナリ帰れました。

初めての1合目からの富士登山。
5合目まではキツイ登りも無く比較的楽に登れます。

江戸時代から栄えていた登山道も、廃小屋も多く歴史を感じながら登山が出来ます。

しかし、翌日にはふくらはぎがちょっと筋肉痛になりました。





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